2015年4月26帰京集合写真

2015年4月26帰京集合写真
22015年4月25日~26日山梨県にツアーに行きました。26日東京へ帰る前にまだ居残った皆で集合写真 photo by Arisan

2014年2月11日火曜日

よいやさっと浅草 その1

すっとんとろりこすちゃらかトリオ。本日は類姫と共に花のお江戸は浅草へとやってまい
りました。さて、どんな騒動が待ちうけているのやら。それでは始まり始まり・・・・


てなわけで、2月9日の日曜日。
前日は何十年ぶりかの大雪で、電車のダイヤはぐちゃぐちゃで予定がたたないやら、街の
表にも裏にも除雪の山があちこち山脈を作って歩きづらいやらで、まったくやりにくい。
街に積もる雪なんて汚れて当り前と、そんな馬鹿な、誰が汚した~♪ 大瀧先生が本日も
存在感を示し、どんなもん?・・・てなかんじでニヤニヤしている。
まっ、それでも天気は一変で日本晴れだ。雪解けの街を電車は走る。
そんなあれこれの中、すちゃらかしゃいにんぐ+類ちゃんは、岡大介座長の「浅草フォー
クジャンボリー」に出演してきた。
会場は「浅草アミューズミュージアム」。岡くんは、ここで月に一回のライブを4年も続け
ている。いやぁ、たいしたもんだ。ん・・? ここはたいすけもんだ。とボケるとこか。
石の上で4年続けて、今度はどこの上で記録を伸ばしていくのか。歌える間はやっていっ
てほしいものである。そのうち、岡大介にあこがれてギターやカンカラ三味線を弾き始め
る若者が出てくるはずだ。
今回は、我々とボードビリアンのバロン、そして岡大介の三組でどっかんどかどかとやっ
てしまおうという筋書きになっている。
すちゃらかしゃいにんぐ的には「ハルカ類じあな作戦」というミッションネームだ。
おっと、忘れるとこだった。シークッレトゲストで、熊坂るっちゃんも参加だ。
それとW大映研のW久井巨匠が、撮影隊を引き連れ、なにやら一部始終を作品にしていく
らしい。ふむふむ、大騒ぎの予感がしてきたゼ。


ミュージアム屋上より浅草寺をのぞむ  撮影=う|-たろう



話を進める。
スーパーローディーのあびを交えたすちゃらか5人は、12時過ぎに会場へ集合した。ス
タッフに挨拶をして、リハーサルへ。
担当のM浦さんに事前に打ち合わせておいた構成で、音を作ってもらう。そして各自のチ
ェックをして、2日(日)にのみ亭で仕上げた曲を手さぐりでなぞっていく。
が、ふへっ!ってカンジでスカスカでグダグダだ。キメドコもバラバラで、笑っちゃうし
かないくらいどうしようもない。ここまでダメダメだと逆に見通しは明るい。これ以上お
かしくはならないだろう。ん・・・なってほしくない!
類ちゃんはともかく、オヤジたちにこの時間、この状態から到達点を求めてもムリだ。
こりゃ、空気を変えるしかない。


すちゃらか浅草初音出しの画  撮影=あび太

 
てなことで、乳浅草、おっとニュー浅草へ向かう。
2階へつんのめりで倒れ込み、生ビールの救援をおねーさんに告げる。それと類姫のウー
ロン茶も頼んます。
東京娯楽的盤面玉落し楽団のNビちゃんと、詞曲我作独歌唱人のH後くんも合流し、相変
わらずのすっとこどっこい話でジョッキを増やしていく。
あびが小噺ネタをご披露し、日常的酔っぱらいのシチュエーションに肩がどんどんほぐれ
ていく。
時間もどんどん過ぎていく。
15時近くになり、座長から「早く帰ってこんかー!!!」とメールが入った。
こーりゃ大変だ~!!!
全員、近石真介になり、早回しの浅草タッチでどたんばたんと楽屋に戻る。


ニュー浅草にて最後のつめ  撮影=うーたろう

さぁ、「浅草フォークジャンボリー」の開幕だ。
会場は、ザワザワした熱気と期待が膨らんでいる。
岡くんの始まり宣言。そして4年たちました御礼のあと、2曲を歌った。
すでに岡大介ペースで盛り上がりとなっている。そして・・・


「すちゃらかしゃいんにんぐで~す!」
岡くんが紹介している。
出囃子が鳴っている。
ばらばらと一人づつステージに上がる。
おぉ、かなりの入りじゃないの! 拍手が続いている。
まぁ、ほとんどが岡くんとバロン目当てのライブ酒場の贔屓筋や追っかけ隊だろう。るっ
ちゃんはヒミツのゲストだから、その線は遠いはず。
いいだろう。いいだろう。お客さん、こんなバンドもあるんだゼ。
「すちゃらかしゃいにんぐ」
覚えて帰ってもらおうじゃないの!


一曲目。ご挨拶がわりの「WE ARE THE すちゃらかしゃいにんぐ」でスタート。
類ちゃんのアコーが、きれいにイントロを引っ張ってくれて、すんなり歌に入れた。
さらに控えめだけど、芯のしっかり入った演奏で盛り立ててくれる。だ~れもこのメンバ
ー今回が初回だなんて思わないだろう。思えないと思う。(←おい!俺!大丈夫か!)
エンディングもきれいに着地! 終わった途端、あんまりでっかい拍手なんで、こっちが
ビックリだゼ。
受け入れられたんだ。
よし! 行っちゃえ! 行っちゃえ!
「ハーバーナイト」もいいテンポで決めた。バンジョーのリズムとアコーのメロディーが
絡んで気持ちいい。
三曲目は、やっちゃんにボーカルを渡して「ずっとこのまま」。
お客さんも手拍子をしながら、詞の面白さの中に入ってきて、笑い声が時々、所どころで聞こえ
てくる。
あぁ~・・・いい瞬間だなぁ・・・みんなで音出していくっていいなぁ・・・
本日の演奏の答えは、もうここで出た。
俺たちは、いい波を見つけたんだ。


何十年ぶりに靴をぬいで演奏した  撮影=あび太



明るい西日を浴びての演奏でした  撮影=あび太



「みなさん、恋っていいもんですね。たとえ振られたとしても・・・人を好きになるって
ことは・・・いいもんです。」
唄の最後の詞を先に振っておいてから「STARDUST LOVE」に入った。
本当に素直に歌えた。客席にも届いたと思う。
次は、岡くんをこっちから紹介して、仕込んでおいた「ビァ樽ワルツ」を二人で歌う。
交互にパートを取っていくが、岡くんの歌になると、唄の舞台が「ビァ樽浅草ワルツ」になってい
くみたいだ。
へへっ、おもしろいじゃねーか。


岡大介座長登場  撮影=あび太



岡くんが、目いっぱいすちゃらかをヨイショしてくれて、ステージを降り、最後の唄「HONKY TO
NK SALOON (HERE WE GO)」になった。
本日一番アブナイ曲だけど、大丈夫! 今ならいける! きっとうまくいくさ!
調子にのって、酒場のネタをいつもどおりに喋ってたら、うーちゃんから巻きのツッコミが入る。
「失礼しましたっ!」うーちゃんも今日は余裕で、いい笑顔だ。
やっちゃんとサビをハモり、類ちゃんにソロをまかせ、たっぷりとグラスの底に沈んで、
全六曲を演奏し終えた。
「ありがとう! すちゃらかしゃいにんぐでした!」
と大声で叫んだら、またまたでっかい拍手が還ってきて、すちゃらかしゃいにんぐ+類ちゃんの
初ステージは、上出来に終了したのだった。


→その2につづく



《営業2課 じゅんぼう》

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